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循環器内科

循環器内科について

虚血性心疾患、不整脈、心不全等の心疾患や末梢血管疾患、大動脈疾患、深部静脈血栓症、肺動脈疾患等循環器疾患を幅広く診療しています。また高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病の診療も行います。
外来では、受診当日に運動負荷心電図、ホルター心電図、心臓・血管超音波、脈波等が実施可能です。予約検査でCTによる冠動脈評価、経食道心エコーによる心内精査、イベントレコーダーによる不整脈評価が可能です。
また専門病棟で専門性の高い入院診療を行っています。必要に応じて心臓カテーテル検査、電気生理学的検査等の侵襲的検査等にて方針決定し、経皮的冠動脈形成術、末梢血管形成術、恒久的ペースメーカー植込術、経皮的心筋焼灼術等の治療を行います。

特長

循環器疾患の再発予防のために、栄養指導、薬剤指導、運動療法、生活指導等を多職種で包括的に行う心臓リハビリテーション、かかりつけ医との連携に力を入れています。
患者様を丁寧に診療し、いつでも受診できる体制で地域医療に貢献したいと考えております。お気軽にご相談下さい。

活動報告

平成28年度から新たに頻脈性不整脈に対する治療であるカテーテルアブレーションを開始しました。発作性上室性頻拍、心房粗動、心房頻拍、心房細動などに対して治療を行っています。また不整脈診断効率を改善するためイベントレコーダーを導入しました。ホルター心電図では捕らえられなかった不整脈を長時間記録することにより検出でき、ペースメーカーやカテーテルアブレーションなど治療に結びついています。また下肢閉塞性動脈硬化症に対するカテーテル治療も、積極的に行っており、増加傾向です。
再発予防のため入院のみならず外来での心臓リハビリテーションを積極的に行っており、外来移行率、継続率を高めるべく努力をしております。

腎臓内科について

対象となる疾患は急性腎炎、慢性腎炎、ネフローゼ症候群などの一次性腎炎、様々な原因による急性腎不全、慢性腎不全、糖尿病や膠原病などの全身性疾患に伴う内科的腎疾患などです。また、血液透析や免疫吸着などの血液浄化療法も担当しています。
 

外来診療

通常は火曜日と木曜日の午前に外来診療を行っておりますが、他の曜日も急患対応致します。
蛋白尿や血尿などの検尿異常を認める時や、浮腫(むくみ)が強い時、血液検査で血清クレアチニン(Cre)の値が高いと言われた時には腎臓病の可能性が疑われます。異常を指摘された際は早めに腎臓内科を受診して下さい。

 

入院診療

主に「西6病棟」「東6病棟」にて入院診療を行います。腎機能の低下は心血管系疾患の大きなリスクであることが近年明らかとなってきています。また、近年は糖尿病性腎症による慢性腎不全の増加、患者年齢の高齢化に伴い各種合併症を抱える症例が増加しており、院内の内科系・外科系各種診療科とも密接に連携しつつ診療を行っています。
血液透析用のバスキュラーアクセス作成、経皮的血管形成術(PTA)にも対応しています。

 

透析センター

病院5階東側に位置する透析センターに10台の透析装置が設置されています。現在、月・水・金の午前と午後、火・木・土の午前の合計3シフトで維持血液透析を行っています。